学生街のパリ５区の東側の端、セーヌ川の南側にアラブ世界研究所（Institut du Monde Arabe）があります。

アラブ世界研究所はアラブ文化の情報発信の場になっていて、企画展でいろいろな催しが行われています。
アラブ諸国の文化の展示品だけでなく特筆すべきなのはその建物です。

出典：http://www.unjourdeplusaparis.com/

フランス人建築家のジャン・ヌーヴェルが設計したもので、アルミを使ったメタリックな窓が有名です。

カメラのレンズのように開閉する幾何学模様の窓は日光の量を調整する仕組みになっています。

アラブ世界研究所は入場無料で、中には図書館や書店などがあります。
企画展は有料ですが、ミュージアムパスを使用することができます。

屋上には展望テラスがあり、そこから見るパリの眺めは最高です。
天気のいい日に屋上テラスでパリを眺めながらミントティやクスクスを楽しむと贅沢な気分になれますよ。