メトロ3番線キャトル・セプトンブル（Quatre-Septembre）で下車して、駅を背にしてまっすぐ歩いていくと見えてくるパッサージュ・ショワズール（Passage Choiseul）

いつも観光客で賑やかなオペラ大通り（Avenue de l’Opera）を少し入ると、こんなレトロなパッサージュがあるのです。

パッサージュ（Passage）というのは屋根がついた通りのことで、日本でいうところの商店街といった感じでしょうか。

パリにはこのようなパッサージュがいくつもあり、美しい装飾が施されたものなどもありますが、こちらは日本の商店街に一番近しいものを感じます。

まず入り口の横には「LE PETIT CHOISEUL」という小さなカフェがあり、いつも常連のお客さんで賑わっています。

入り口を入って少し歩いたところにある本屋さんは新旧両方の本の取り扱いがあり、少々マニアックな洋書の品揃え。
定価の半額で購入できるものが多数あるので少し足を止めて物色してみるのも楽しいです。DVDの取り扱いもあります。

その他、カフェやレストラン、オシャレなブティックが軒を連ね、いつも沢山の人が行き交っています。

出典：http://www.parisinfo.com/

通りの中にいくつもの画廊や画材屋さんがあるのもパリならではといった感じ。
ストレートプレイ専門の小劇場なんかもあるんですよ。

オペラという土地柄、日本食レストランも二件ほど入っていて、そのうちの一つ「ももの木」というテイクアウト専門のとんかつ屋さんは美味しいと好評です。

雨の日や寒い日でも天候を気にせずぶらぶらとウィンドーショッピングができるのも、パッサージュならでは。
お天気が悪い日のお散歩コースに最適の場所です。

オペラ座からすぐなので、是非足を運んでみることをオススメします。

ただし、日曜日は閉鎖、土曜日は閉まっているお店もたくさんありますので注意してお出かけ下さいね。